メリット
①年収が高い
医者は言わずと知れた年収の高い職業です。
年収の高いランキングで常に上位を占めることが多いです
②流動性が高い
医者は実は、かなり多様な働き方ができる職業です。
皆さんの身の回りに居る開業医や勤務医だけではなく、産業医や医官など多様な働き方があります。
まだまだ他の職業では、自由に会社を選ぶのは難しい側面があります。
しかし、医者は違います。
病院が嫌なら、自分で開業してもいいし、フリーランスのようにバイトだけで生きていくこともできます。
人材の流動性が高いことは、人生設計においてもさまざまな可能性を加味できるので大きなメリットだなと思います。
③社会的信用が高い
医者の社会的信用はトップクラスです。
銀行に行けば1億円くらいの融資を受けることもできますし、医者ときけばだれしも対応が変わります。
社会的信用が高いということは、開業するする際だけでなく自分で事業を持ちたい場合なども大きなメリットなります。
なぜなら、中小企業の社長やyoutuberなど年収は高くても、融資を受けにくい職業があるからです。
医者は年収が高いし、融資枠も大きいという珍しい職業なのです。
デメリット
①業務が忙しい
医者は本当に忙しいです。
例えば、大学病院の勤務医であれば学生の指導、自分の研究、臨床医としての業務etc・・。
今は昔よりもまだましになったといわれてはいますが、本当に大量の業務があります。
馬力のあるどんどん業務を裁ける人でないといわゆるまっとうな医者は難しいと思われます。
まっとうな医者とは、専門医を持っていて、自分の専門性を突き詰めていく医者のことです。
そして、医療業界にいる方ならわかるかと思いますが、専門医を持っていない医者、専門性を持ってない医者は、なんというか仲間外れ的な雰囲気があります。
大量の業務を裁ける人間が正義なのです。
②責任が重い
医者の責任はとても重いです。
もし仮に、産婦人科医として死産になってしまえば、訴訟リスクがありますし、オーダーをミスすれば簡単に人が死にます。
一般的な会社であれば、平謝りすれば何とか許してもらえることも多いですが、医者の場合相手にしているのは生身の人間なので死んでしまえば元には戻りません。
そういう意味では、一番取り返しのつかない職業だといえます。
訴訟になれば経済的に窮地に追い込まれるのはもちろん、社会的にも制裁を受け医者に戻るのも難しいくなります。
訴訟に関してはこんな例があります。
2022年4月20日に鹿児島地方裁判所で、当時20歳代の研修医が発症した脳膿瘍への対処が遅れ寝たきりになったとして、きわめて高額の賠償責任が認められた。 3億2714万4245円ということで、驚かれた読者の方も多いのではないだろうか。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/tanabe/202205/575068.html#:~:text=2022%E5%B9%B44%E6%9C%8820,%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86%E3%81%8B%E3%80%82
③勉強が必要
医者になるには、まず医学部に入る必要があります。
一般的に医学部はどこも偏差値65以上の大学です。
偏差値65といえば、上位7%に入る必要があります。
実体験として、医学部に入る人は頑張って勉強してるというよりは、もともと自頭が良い人が多いような気もします。
また、医学部に入った後も勉強は必要です。
基礎医学の試験やCBT/OSCE、国家試験と試験だらけです。
これを乗り越えてやっと医者になっても、専門医試験・・・。
永遠に勉強し続けなければなりません。
むしろ、勉強が好きな人でなければやっていけない職業だと思います。
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