医学部の部活がつらい人へ

医学部生活

医学部は様々なバックグラウンドを持つ人が集まります。

ex)再受験生35歳,母子家庭でお金に余裕のない人、代々医者家庭の人、社長令嬢

これらの人々が同じ部活に入るとどうなるでしょうか?そうです。トラブルが多発します。。

このブログを見ているあなたは医学部部活に何らかの不満を抱えていると思います。

結論、自分が辞めたいのであればやめるべきです。

医学部部活のメリット

①部活の先輩とのコネクション

実際医学部で先輩とのコネクションは重要です。そしてそのコネクションが作れるのは、部活です。

とはいえ、コネクションがなくとも初期研修等で大変な思いをするかと言えばそんなことはありません。

かつては部活閥と言って、ある医局の大半がある部活出身だったこともあるようです。。

しかし、令和の今そんなことをしていれば医局が人手不足に陥るので大半の医局は部活閥など存在しません。

②試験問題

医学部で最重要ともいえるのが”過去問”

教授の大半が学生のテスト作成にそこまで時間をかけられないため過去問からの出題が多くなりがちです。そんな時先輩からの過去問があれば安心です。

ある部活では代々語り継がれるノートなどが出回っているので効率よく勉強することが可能になるかもしれません。

とはいえ、現在はdropbox,google drive等クラウドサービスが普及し、過去問はそれらで共有されている大学が多いです。昔ほど”過去問”が必要なくなっているのは事実です。

③仲の良い同期

正直これが最大のメリットだと思います。

6年間ともに勉強する同期は医師人生全体を考えても非常に力強い存在です。

部活では幹部や出し物などあまり気の進まないことも同期とともに乗り越えることで強い絆ができます。一方で、それが原因で仲が悪化することもあるので注意です。

医学部部活のデメリット

①お金がかかる

医学部の部活、特に活発に活動している運動部はお金がかかります。

自分は一般家庭出身だったのでこれがつらかったです。裕福な人には余裕なのでしょうが。

一回の飲み会で¥5,000、遠征に行けば¥100,000。

自分でやりくりしている苦学生にとってお金は死活問題です。

②時間が奪われる

当たり前なのですが時間が無くなります。

新入生のころはあまり想像がつかないかもしれませんが、学年が上がるにつれてCBT・OSCE・国試等はもちろん。

バイト・恋愛。

時間はどんどん無くなります。

その中で優先順位をつけていかなければ折角楽しみに入った部活が悩みの種になってしまうかもしれません。

③人間関係のトラブルに巻き込まれる

人間関係のトラブルはどこにでもあります。もちろん、医学部内にも。。

部活には、幹部の役割をやらない人や逆にやる気に満ち溢れている人がいます。それぞれの考え方の違いはいざこざの原因に。

また、恋愛も火種になるかもしれません。

人間関係のトラブルから学ぶことは多いですが、ストレスに強くない人が巻き込まれてしまうと学業にも響いてしまいます。

結論

部活を一生懸命に頑張ることは素晴らしいです。

一方で、自分に向いていないのであれば部活をやめるのも素晴らしい選択です。

自分の人生を自分で決める練習だと思って部活からいろんなことを学んでほしいと思います。

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